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ヴェルビエ音楽祭について

スイス・アルプスの夏の風物詩、ヴェルビエ音楽祭は1993年から開催され、世界各地のベテランと若手演奏家を結び、共演や教育プログラムを通じて、これからの音楽界を担う演奏家たちを多彩に育成してきました。毎夏、100を超えるマスタークラスやリハーサル、コンサートが公開され、またヴェルビエ・フェスティヴァル・オーケストラやアカデミー・プログラムでは60か国を超える音楽家たちが世代を超えて出会います。

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藤田真央ピアノ・リサイタル in Paris 2018 -リスト、スクリャービン、プロコフィエフを弾く Fondation Louis Vuitton 2018

パリのフォンダシオン・ルイ・ヴィトンでは「ニュー・ジェネレーション・ピアノ・リサイタル」シリーズが展開されています。その過去のライヴ映像から2018年、まだティーンエイジャーだった藤田真央の演奏をお届けします。

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藤田真央、ケネス・ ブロバーグ~第16回チャイコフスキー国際コンクール〈ピアノ部門〉ファイナル

昨年6月に開催されたチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門ファイナルから、藤田真央とケネス・ブロバーグの協奏曲演奏をお送りします。チャイコフスキーの第1番とあわせて、藤田真央はラフマニノフの第3番、ブロバーグはパガニーニ・ラプソディを披露。最終的な結果として、それぞれ第2位、第3位に入賞。サンクトペテルブルク出身で、ロイヤル・リヴァプール・フィルの躍進の立役者としても絶賛されるヴァシリー・ペトレンコが、スヴェトラーノフ交響楽団を指揮して、若きピアニストの独奏を支えるのも聴きものです。

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久石譲「Music Future Vol.7」初日を聴いて

久石譲が現代の音楽(ゲンダイオンガクではない)を紹介する目的で毎年秋に開催している演奏会シリーズの第7回目。ジョン・アダムズの「Gnarly Buttons(こぶだらけのボタン)」、ニコ・ミューリーの「Balance Problems」、ブライス・デスナー「Skrik Trio」、それに久石自身の2曲。

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medici.tv JAPAN 終了のご案内

medici.tv JAPANは、2024年6月30日をもってサービスを終了させて頂く事になりました。 皆さまには長らくご視聴いただきましてありがとうございました。

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スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』を見て(その1)

レナード・バーンスタイン作曲、スティーヴン・ソンドハイム作詞の名作ミュージカルを、スティーヴン・スピルバーグ監督が再映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』を完成披露試写会で見てきた(12月23日TOHOシネマズ日比谷Screen 1)。たいへん長くなったので、映画本編のレビュー(ネタばれ有)とサントラのレビュー(ネタばれ無)に分け、さらに本編のレビューを2つに分けて書き記す。ますは、「その1」(ネタばれ有)。

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前島秀国

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辻井伸行 カーネギーホール・デビューLIVE

2020年12月、カーネギーホール・プレゼンツ「Keyboard Virtuosos」シリーズに登場する辻井伸行。ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールのゴールド・メダル受賞の2年後の2011年、カーネギーホール・デビューとなったリサイタルをお届けします。今年12月に生誕250周年を迎えるベートーヴェンの《テンペスト》と、ムソルグスキーの《展覧会の絵》を中心とする自信のプログラム。アンコールでは3.11の地震と津波の犠牲者に捧げた自作のエレジー、「それでも、生きてゆく」も演奏しています。

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遅い低空飛行に終始したジョン・ウィリアムズ指揮ベルリン・フィル

日本時間10月17日午前2時よりベルリン・フィル・デジタル・コンサート・ホールでライブ配信された演奏(3日め)をリアルタイムで鑑賞した。こちらの期待が大きすぎたせいか、何とも言えない違和感だけが残った。ウィリアムズの年齢からくるテンポの遅さは仕方ないにしても、ウィーン・フィルの時に感じられたウィリアムズとのケミストリーの再来は、最後まで確認できなかった。

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前島秀国

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