【前編】ヴァーチャル・ヴェルビエ・フェスティヴァル

【前編】ヴァーチャル・ヴェルビエ・フェスティヴァル

この夏はヴァーチャルに切り替えて開催されるヴェルビエ音楽祭に、フランスmedici.tvがスペシャル・コンテンツで参加。開幕の7月16日から8月2日まで、18日間連続で、約5時間にわたる特別編成プログラムを配信します。スイス現地時間で19時、日本時間では26時(翌日2時)から配信開始、8月中はいつでもご視聴いただけます。
  • medici.tv JAPAN
    2020.07.16
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スイスのヴェルビエ音楽祭は1993年以来、若手の育成にも力を入れつつ、名だたる音楽家たちや多くの聴衆に愛されてきました。2020年の夏は、COVID-19パンデミックの状況下にあって、オンラインを用いたヴァーチャルのかたちで敢行されます。ピアニスト藤田真央の参加も大きな話題となっています。

7月16日から8月12日にかけて4週間開催される今回の「ヴァーチャル・ヴェルビエ・フェスティヴァル」の最初の18日間(8月2日まで)は、ヴェルビエ音楽祭と長年のパートナーシップを築いてきたフランスmedici.tvがスペシャル・コンテンツで参加、現地時間19時・日本時間26時(翌日2時)から約5時間にわたる特別編成プログラムを毎日配信!

ヴェルビエ音楽祭の顔役ともいえるスター・アーティストを日替わりで特集。今回のために特別に録り下ろした最新映像を1時間、近年のヴェルビエ音楽祭から初公開を含む貴重なコンサート映像を2時間、さらに世界各地のコンサートホールや音楽祭からのライヴ映像を1時間にまとめて、特集アーティストの音楽世界にじっくりと迫っていきます。

こちらのプログラムはライヴ・ストリーミングでの配信後、フェスティヴァル期間中(8月12日まで)はいつでもご覧いただけます。番組ホストは、イギリスの音楽評論家/ジャーナリストのシャーロット・ガードナーと、ヴェルビエ音楽祭アカデミーのディレクターも務めたクリスチャン・トンプソン。(英語コメンタリー)
錚々たる特集アーティスト、日々のラインナップはこちら──。
アーティスト・ラインナップ
7月16日   ヴァレリー・ゲルギエフ
7月17日   エフゲニー・キーシン
7月18日   ヴェルビエ音楽祭の名ヴァイオリニストたち
7月19日   マルタ・アルゲリッチ
7月20日   トーマス・クヴァストホフ
7月21日   ジョシュア・ベル
7月22日   ヴェルビエ祝祭管弦楽団
7月23日   アンドラーシュ・シフ & エベーヌ四重奏団
7月24日   ダニール・トリフォノフ

(25日以降のラインナップは後編特集からご覧ください)
7月25日   ゴーティエ&ルノー・カピュソン
7月26日   ヴェルビエ音楽祭の名歌手たち
7月27日   ミハイル・プレトニョフ
7月28日   ヴェルビエ祝祭室内管弦楽団
7月29日   レオニダス・カヴァコス
7月30日   ヴェルビエ・ジェネレーション:音楽祭の新星たち(藤田真央ほか)
7月31日   ヴェルビエ音楽祭の名ピアニストたち
8月1日   ミッシャ・マイスキー
8月2日   ユジャ・ワン
 ※medici.tvの無料ゲストアカウント作成の上、ログインしてご視聴ください
A day with Valery Gergiev
「ヴァーチャル・ヴェルビエ・フェスティヴァル」の開幕を堂々と飾るのは、ヴァレリー・ゲルギエフ。マリインスキー劇場管弦楽団を指揮して、本音楽祭のための特別なコンサート・パフォーマンスに臨みます。曲目は十八番のオール・ロシア・プログラム。シチェドリンとリャードフの壮麗で劇的なオーケストラ音楽、そしてデニス・マツーエフの独奏でショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番を。まずはロシアから、ヴェルビエの今年の夏の熱いはじまりです。番組のオープニングに、インタヴュー映像も。
続く4時間半の特集プログラムでは、ゲルギエフが音楽監督として沸かせてきたヴェルビエ音楽祭の過去のステージ、2008年から昨年までのベスト・パフォーマンスを。ヴェルビエ祝祭管弦楽団との聴き応えあるステージばかりです。圧巻なのは、ブリン・ターフェルやイレイェン・テオリンが歌う『ワルキューレ』第3幕、そしてアンナ・ネトレプコがデズデモーナを演じた『オテロ』第1幕。デニス・マツーエフ、ダニール・トリフォノフとともに、ゲルギエフがピアニストも務めたモーツァルトの3台のピアノのための協奏曲K.242も注目のステージ。本音楽祭の雰囲気をよく伝えています。
A day with Violinists II: Verbier Festival Essentials
ヴェルビエ音楽祭に登場した名ヴァイオリニストたちのステージを満載した大特集。ヴァイオリニストはもちろん、当然ながら共演者も豪華です。ギトリスとアルゲリッチのクライスラー。レーピンとルガンスキーのラヴェル。グリンゴルツと鈴木雅明のバッハ。カヴァコスとムター、マツーエフのショスタコーヴィチ。アッカルド、タメスティ、ゴーティエ・カピュソン、プレスラーの豪華顔合わせによるシューマンの四重奏、錚々たる顔ぶれのブランデンブルク協奏曲など、濃密な弦の魅力が多様に織りなされていきます。
A day with Martha Argerich, Virtual Verbier Festival 2020
「マルタ・アルゲリッチの日」で、なにより特別なのは、数週間前にハンブルクで収録されたばかりのショパンのソナタ第3番のライヴ映像が届けられたことです。アルゲリッチのソロ・リサイタルは近年では貴重な機会だけに、ことに注目されます。プログラムの前半は、ステファニー・アルゲリッチ監督のドキュメンタリー映画の抜粋と、アルゲリッチのインタヴュー映像です。
A day with Martha Argerich II: Verbier Festival Essentials
ヴェルビエ音楽祭のアルゲリッチ、その多彩なステージを盛り込んだ3時間プログラム。バッハのパルティータのソロで始まり、シューマンの「こどもの情景」も聴けます。コンチェルトはベートーヴェンの第2番、ショスタコーヴィチの第1番、プロコフィエフの第3番だけでなく、キーシン、レヴァイン、プレトニョフとともにバッハの4台のピアノのための協奏曲も披露しています。キーシンとは、ルトスワフスキとモーツァルトも共演。室内楽は、ヴィオラのバシュメットと、シューベルトの「アルペッジョーネ・ソナタ」を演奏しています。
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