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第16回チャイコフスキー国際コンクール
2019年6月に開催された第16回チャイコフスキー国際コンクールの全容を改めて振り返ります。ピアノ部門で、藤田真央が第2位に輝き、大きく話題をさらいました。
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ヴィキングル・オラフソン ピアノ・リサイタル@紀尾井ホール
ヴィキングルのリサイタルは、アメコミの映画化だと思って『ジョーカー』を見に行ったら、予想に反した内容で驚いた、という体験と非常に近い。彼にとって、楽譜はあくまでも絵の具。それを使って彼が描いた“絵”が凄いのだ。誰も見たことのない“絵”を見せてくれるから。
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くるみ割り人形(ワイノーネン版[オリジナル振付&台本:イワーノフ&プティパ]/作曲:チャイコフスキー)
バレエもmedici.tvの人気コンテンツ。クリスマス・シーズンにふさわしく、チャイコフスキーの《くるみ割り人形》をお贈りします。サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場のために書かれ、ここで初演されたこの名作で、ヴァレリー・ゲルギエフと同劇場は名門の誇りに充ちた美しい舞台を創り上げています。耳も目も楽しい、2012年のステージです。
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フル・オーケストラで聴く小曽根版「ジュノム」
2019年12月11日、東京・渋谷のオーチャードホールで開催された「小曽根真 Christmas Jazz Night」では、小曽根がずっと取り組んで来たモーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノム」のジャズ・アレンジ・バージョンが披露された。スウィングするモーツァルトを楽しんだ。
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いま、世界で最もホットなチェロ奏者ヒドゥル・グドナドッティル
トッド・フィリップス監督『ジョーカー』のスコアを手掛けてゴールデン・グローブ作曲賞を受賞し、昨年ドイツ・グラモフォン・レーベルと専属契約を結んだアイスランド出身の女性チェロ奏者/作曲家/歌手ヒドゥル・グドナドッティルに関する、ささやかなイントロダクション。
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旅の終わり、その続き - ピーター・サーキンを想う
ピーター・サーキン(ゼルキン)が2020年2月1日、ニューヨークの自宅で亡くなった。膵臓がんを患い、72歳の人生をおえられた。かけがえのない音楽家で、冒険者で、戦後のアメリカを象徴するピアニストのひとりだった。
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辻井伸行 音楽と絵画コンサート-ドビュッシー《映像》と葛飾北斎&歌川広重
辻井伸行の「音楽と絵画コンサート」シリーズから、辻井のピアノ、ドビュッシーと浮世絵とのコラボレーションをお届けします。2019年12月8日、豊田市コンサートホールでの最新ライヴ映像です。ドビュッシーが日本の浮世絵に親しんでいたことはよく知られていますが、このパフォーマンスではピアノ曲《映像》第1集と、葛飾北斎、歌川広重の版画を重ね合わせ、色彩や運動が鮮やかに描き出されます。第1曲「水の反映」と第3曲「運動」では葛飾北斎の『富嶽三十六景』など、第2曲の「ラモーを讃えて」では歌川広重の『名所江戸百景』の美しい浮世絵が映し出され、辻井のピアノとともに絵画的な情景を広げていきます。
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佐渡&シエナと演奏しよう♪ ~アルメニアン・ダンス Part I~
全国の吹奏楽部のみなさん! 佐渡&シエナとおうちで一緒に演奏しましょう!! 新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、学校での部活動ができない全国の吹奏楽部のみなさんに、指揮者佐渡裕とシエナ・ウインド・オーケストラが、人気楽曲の演奏、各パートのワンポイント・レッスン動画を公開いたします。
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第8回 辻井伸行コンサート日記「カプースチン:前奏曲(8つの演奏会用練習曲 より)」
2018年2月にサントリーホールで収録した演奏会の模様より、カプースチンの《8つの演奏会用練習曲》から第1番〈前奏曲〉を迫力ある鮮明な画像とクリアなサウンドでお届けします。
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シューマンの幻影に -アンデルシェフスキが弾く「幽霊変奏曲」
CD◎ ピオトル・アンデルシェフスキ(p) モーツァルト-シューマン「ファンタジー」(warner, WPCS-13665)
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6月になって、舟歌 - 季節のうた
はやいのかゆっくりなのかよくわからないまま、もう6月も半ば。CD◎ウラジーミル・アシュケナージ(p) 「チャイコフスキー《四季》他」(Decca, Universal Music)
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熱量と力感のベートーヴェン - 佐渡裕と東フィルの熱い夏
佐渡裕と東フィルのタッグは、ストレートな男気のベートーヴェン・プログラム。◎東京フィルハーモニー交響楽団 第940回サントリー定期シリーズ 指揮:佐渡裕 (2020年7月15日、サントリーホール)
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鈴木雅明が振るロマン派の傑作オラトリオ
従来の作品像を洗い直した「エリアス」の名演(2020年1月17日東京オペラシティコンサートホール)
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ヴァレリー・ゲルギエフが指揮するバルトークとショスタコーヴィチ VF 2019
2019年のヴェルビエ・フェスティヴァルのオープニングを飾ったオーケストラ・コンサート。音楽祭の顔役とも言えるヴァレリー・ゲルギエフがショスタコーヴィチの交響曲第5番を指揮します。
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ルノー・カピュソンとアンドラーシュ・シフが弾く、ドビュッシーとシューマンのソナタ VF 2019
ヴァイオリンのルノー・カピュソンがピアノのアンドラーシュ・シフとのデュオで2019年のヴェルビエに登場。
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ジョルジュ・プレートル 指揮 2010 ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート
2010年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートは、フランスの巨匠ジョルジュ・プレートルが指揮しましたが、このとき85歳で史上最高齢での登場を更新。
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スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』を見て(その2)
レナード・バーンスタイン作曲、スティーヴン・ソンドハイム作詞の名作ミュージカルを、スティーヴン・スピルバーグ監督が再映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』を完成披露試写会で見てきた(12月23日、TOHOシネマズ日比谷Screen 1)。たいへん長くなったので、映画本編のレビュー(ネタばれ有)とサントラのレビュー(ネタばれ無)に分け、さらに本編のレビューを2つに分けて書き記す。以下、「その2」(ネタばれ有)。
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鳴り響く孤独 – Mompou Interpreta Mompou
CD◎Mompou Interpreta Mompou, Federico Mompou(pf) (Ensayo, 1974)
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