
ジャニーヌ・ヤンセン、ミッシャ・マイスキー、ミハイル・プレトニョフのチャイコフスキー
今夏のヴェルビエ・フェスティヴァルをさまざまに彩る当代きっての名手3人――ヴァイオンのジャニーヌ・ヤンセン、チェロのミッシャ・マイスキー、ピアノのミハイル・プレトニョフが初めてトリオで共演します。
ロシアの偉才ミハイル・プレトニョフは、1978年のチャイコフスキー国際コンクールでの優勝以来、時代を画すピアニストとして活躍。一時ピアニストとしての活動から退きましたが、2010年代からピアノを再開。この夏の注目のリサイタルは、ベートーヴェンのソナタ。作品番号つきのピアノ・ソナタから最初と最後の作品、第1番Op.2-1と第32番Op.111をカップリングし、ベートーヴェンの創作を凝縮して聴かせます。さらには、ヴァイオリンのジャニーヌ・ヤンセン、チェロのミッシャ・マイスキーとトリオとして初共演。ロシアが誇るチャイコフスキーの大作「偉大な芸術家の思い出に」で、異なる個性をもつ偉才たちがどのようなコラボレーションが展開するのか大いに注目されます
【プログラム】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.2-1
1. Allegro
2. Adagio
3. Menuetto. Allegretto
4. Prestissimo
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111
1. Maestoso – Allegro con brio ed appassionato
2. Arietta con variazioni
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9
グリンカ:ひばり
ショパン:3つのマズルカ Op.63より 第3番 嬰ハ短調
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50 《偉大な芸術家の思い出に》
1. Pezzo elegiaco – Moderato assai – Allegro giusto
2. Tema con variazioni: Andante con moto
3. Variazione finale e coda
【演奏】
ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
【詳細】
ディレクター:Corentin Leconte
会場:Salle des Combins(ヴェルビエ、スイス)
制作年:2021年
制作:© Idéale Audience
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